第7 数学C
1 目 標
行列とその応用,式と曲線,確率分布又は統計処理について理解させ,知識の習得と技能の習熟を図り,事象を数学的に考察し処理する能力を伸ばすとともに,それらを積極的に活用する態度を育てる。
2 内 容
(1) 行列とその応用
行列の概念とその基本的な性質について理解し,数学的に考察し処理する能力を伸ばすとともに,連立一次方程式を解くことや点の移動の考察などに活用できるようにする。
ア 行列
(ア) 行列とその演算
和,差,実数倍
(イ) 行列の積と逆行列
イ 行列の応用
(ア) 連立一次方程式
(イ) 点の移動
[用語・記号] 
(2) 式と曲線
二次曲線の基本的な性質及び曲線がいろいろな式で表現できることを理解し,具体的な事象の考察に活用できるようにする。
ア 二次曲線
(ア) 放物線
(イ) 楕円と双曲線
イ 媒介変数表示と極座標
(ア) 曲線の媒介変数表示
(イ) 極座標と極方程式
[用語・記号] 焦点,準線
(3) 確率分布
確率の計算及び確率変数とその分布についての理解を深め,不確定な事象を数学的に考察する能力を伸ばすとともに,それらを活用できるようにする。
ア 確率の計算
イ 確率分布
(ア) 確率変数と確率分布
(イ) 二項分布
[用語・記号] 条件つき確率,平均,分散,標準偏差
(4) 統計処理
連続的な確率分布や統計的な推測について理解し,統計的な見方や考え方を豊かにするとともに,それらを統計的な推測に活用できるようにする。
ア 正規分布
(ア) 連続型確率変数
(イ) 正規分布
イ 統計的な推測
(ア) 母集団と標本
(イ) 統計的な推測の考え
[用語・記号] 推定
3 内容の取扱い
(1) この科目は,履修する生徒の実態に応じて,内容の(1)から(4)までの中から適宜選択させるものとする。
(2) 内容の(1)のアについては、3×3行列までを扱うものとする。ただし,逆行列の計算については、2×2行列にとどめるものとする。イの(イ)については,平面上の点の移動を扱うものとする。
(3) 内容の(2)のアについては,二次曲線の標準形やそれを平行移動した程度のものを扱い,曲線の回転は扱わないものとする。イについては,コンピュータ等の活用などによりいろいろな曲線をかき,観察する程度とする。
(4) 内容の(3)のアについては,「数学A」の確率の内容に続いて,条件つき確率などを扱う程度とする。
(5) 内容の(4)については,理論的な考察には深入りしないものとする。